2009年にお取付けさせていただきましたお客様から、
水漏れの対応でのお電話がございました。
東大阪での工事案件したので、
はっきりと記憶には残っておりました。
メーカー様のサービス様が一度点検にお伺いしたそうで、
その結論が
「ドレン勾配が取れていない、
応急処置はしておいたので施工店に手直しを依頼して下さい」
とのことだそうです。
少なくとも、勾配で水漏れは経験したことがございませんし、
4年たってから発生というのも合点がいきませんが、
まずは現場を拝見させていただかなくては。。。
到着して拝見させていただきましたが、
水漏れを起こすような勾配に無理なところなどは見当たらず・・・
室外側の化粧カバー内も勾配はとれています。
そして、言われた応急処置をされた後もございません。
(。-`ω-)?????
うーんなんだろう。
必ず原因は有るはずなので、
室内側のカバーをすべて取り外してみました。
ドレンホースの室内取り付け部分が外れかけております。
ほとんどのメーカーは、
この部分はネジ止めをして外れないようになっております。
しかし、唯一パナソニックは
この部分は差し込むだけなので、
このトラブルは発生しやすいです。
ですが、自信を持っていいます。
私は外れるような取付は絶対にいたしません。
ドレンチェックももちろんですし、
そもそもここにテンションがかかるようには施工致しません。
で、よく見ますと記憶ではなかった
光ケーブルがこのエアコン穴から挿入されております。
つまり、
少なからずエアコンを取り付けた後に、
本体を浮かせる所作があったはずです。
おそらく、
その際に写真のようにこの状態で本体を浮かせると、
もちろんドレンホースが外れます。
今回、水漏れにて下に置いてあった
NTTフレッツのルーターが破損したそうですが、
NTTに事情を説明したところ、無料で交換してくれたそうです。
今回は、被害が他になかったので良かったのですが、
こういったケースの場合は原因と責任の追及に時間がかかります。
またお客様も説明させていただきましたら
ご理解していただけました。
エアコン工事で一番恐れているのが水漏れ。
だからこそ、一番注意して勾配がしっかり取れるように
より注意して施工を行っております。
今後とも株式会社ワークス京都をよろしくお願いいたします。